こんにちは。 ときどき、そのときに想ったことなどを【閑話】として伝えていければと思います。
20年ほど前に読んで ”目からウロコが落ちた”「日本のこころの教育」という本があります。境野勝悟氏が、高校生に”日本人のこころ”について講演したときの”講演録”です。私も、できるなら中高生の頃にこのような教育をして欲しかったと思いました。
本日は、以下のことについて伝えさせて頂きます。
<本記事の内容>
1.”日本人”とは何ですか?
− 太陽のめぐみに感謝して丸く明るく元気に豊かに生きる −
2.日本人の”こころの教育”とは何ですか?
− みんなの生命、みんなのめぐみに対し感謝するこころを育てる −
1.”日本人”とは何ですか?
− 太陽のめぐみに感謝して丸く明るく元気に豊かに生きる −
⚪️私たちが生きているのは太陽のエネルギーのおかげです
”筋肉が電気信号によって動いている”ことは、皆さんご存知のことと思います。ある学説によると、”私たちの心臓は太陽電池で動いている”と言われています。”心臓付近に太陽電池を採る物質がある”ことが、研究されたのです。
それで、日本人は「私たちが生きているのは、太陽のエネルギーのお䕃である(太陽のことを”お蔭様”とも言っていた)。私たちの生命の元は、太陽である。」と考えました。
⚪️日本人は太陽のめぐみに感謝して丸く明るく元気に豊かに生きる
”私たちの命の元は、太陽である”。実はこのことから「日の本」という言葉が生まれました。「私たちの生命は太陽が元だよ。つまり、”日(太陽)が本(元)だよ。」となったのです。それで、国名が「日本」になりました。
よって、”日本人とは何ですか?”と問われれば、「私たちの生命の元が太陽だと知り、太陽のめぐみに感謝して、(太陽のように)丸く、明るく、元気に、豊かに生きる人」となるのです。
2.日本人の”こころの教育”とは何ですか?
− みんなの生命、みんなのめぐみに対し感謝するこころを育てる −
⚪️みんな同じ太陽の生命で生きている
みんな同じ太陽のエネルギーで生きているのです。みんな仲よく生きなければなりません。「主義・思想が違っていい。持っている才能が違っていい。”記憶力の優れている人、創造力の豊かな人、積極性のある人、社会性のある人、コツコツやるのが得意な人、運動能力のある人、手作業がうまい人、話し方がうまい人‥”それぞれ個人の才能を尊びあって生きる。」
これが、日本人の生き方なのです。
⚪️毎朝朝日を拝んでいた日本人
今は、元日の”初日の出”くらいしか拝まなくなりましたが、以前の日本人は、”毎日朝日を拝んでいました”。毎朝、自分の生命の元である”太陽のめぐみ”に感謝してから1日の生活を始めたのです。これを見た”ラフカディオハーン”は「世界にこんなすばらしい国民はいない。私はここの国民になる」と言って、日本に帰化しました。
⚪️幸福とは”感謝して生きる”こと
実は、「みんな共通の生命、みんな共通のめぐみに対し、感謝のこころを育てる」ことが、日本人の”こころの教育”だったのです。「いま自分が生きていることに感謝できるかどうか。」このように、感謝して生きることができる人が幸福だからです。
注)下記の本から紹介させて頂きました。